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50センチの距離
第3章 シャンディガフ Le bar ombrage
最初は喫茶店だけだった店を、バーにしようか、と思い出したのはオープンして程なく。
オフィス街での喫茶店の需要は朝と昼だけ。
あとはヒマで、開店休業状態。
早く閉めても金は入ってこない。
悩んだ挙句、軽食と一緒に軽く一杯呑めたらいいかな、と思い、よく来てくれるお客さん数人に構想を話したら、あー、そういう店、この辺ないからあったらいいなぁ、みたいな流れになって。

喫茶店の扱いで営業許可を取ってる店舗で酒って扱えるのか、とか色々調べた結果、元々、イタリアンの店でシェフ経験のある俺は、調理師免許は持ってたし、喫茶店でも食事を作って提供したかったから、飲食店営業許可は取ってて。そうすると店で酒を提供するのは特に問題なさそうだった。
ただ、夜中の0時を過ぎても営業する場合は、警察に別の届けを出さないといけないとかで。申請自体は無料だけど揃える書類が多くて、行政書士に頼ると結構な費用がかかる、てことだったから、営業時間は23時までにした。
だいたい閉店したってその後片付けだってあるし、朝7時からモーニングやんのに夜中いつまでも開けてられない。
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