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50センチの距離
第23章 クリスマスケーキ
そんなことを考えながら、ケーキを食べ終え、カフェオレを飲んだ。
ふー。満足…
私ったらこんな満たされていいのかしら…
ダメだ、もうオンブラージュなしじゃ生きていける気がしない…
立派な依存症だわ…
「私…オンブラージュ依存症かも…」
「え?」
「いえ、何でもないです…そう言えば、ずっと気になってたんですけど、カフェオレとカフェラテって違うものなんですか?」
カフェオレのカップを両手で弄びながら慌てて話題を変えた。
「…違う、ねぇ。ざっくりミルクコーヒー、て意味では同じジャンルではあるし、混同してるとこもあるかもしれないけど…カフェオレはフランスので、コーヒーはペーパードリップの、まぁ普通のコーヒー。厳密に言えばフレンチローストの豆が正しいんだろうけど…どこまで拘るかは店による。で、コーヒーとミルクの割合は半々くらい。カフェラテはイタリアのもので、イタリアでコーヒーってのはエスプレッソのことだから、エスプレッソとミルクを混ぜたのがカフェラテ。基本の割合は2:8。ペーパードリップよりエスプレッソのが苦味が強いから、ミルク多めってことね。カフェオレはマイルドで、カフェラテは少し苦味がある、と思えばいいかな。カフェラテに入れるミルクを泡立ててフォームドミルクにしたのがカプチーノ。でもアメリカではそれをカフェラテって表現したりするから、区別して両方出してる店は少ないかも。」
ふー。満足…
私ったらこんな満たされていいのかしら…
ダメだ、もうオンブラージュなしじゃ生きていける気がしない…
立派な依存症だわ…
「私…オンブラージュ依存症かも…」
「え?」
「いえ、何でもないです…そう言えば、ずっと気になってたんですけど、カフェオレとカフェラテって違うものなんですか?」
カフェオレのカップを両手で弄びながら慌てて話題を変えた。
「…違う、ねぇ。ざっくりミルクコーヒー、て意味では同じジャンルではあるし、混同してるとこもあるかもしれないけど…カフェオレはフランスので、コーヒーはペーパードリップの、まぁ普通のコーヒー。厳密に言えばフレンチローストの豆が正しいんだろうけど…どこまで拘るかは店による。で、コーヒーとミルクの割合は半々くらい。カフェラテはイタリアのもので、イタリアでコーヒーってのはエスプレッソのことだから、エスプレッソとミルクを混ぜたのがカフェラテ。基本の割合は2:8。ペーパードリップよりエスプレッソのが苦味が強いから、ミルク多めってことね。カフェオレはマイルドで、カフェラテは少し苦味がある、と思えばいいかな。カフェラテに入れるミルクを泡立ててフォームドミルクにしたのがカプチーノ。でもアメリカではそれをカフェラテって表現したりするから、区別して両方出してる店は少ないかも。」