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50センチの距離
第24章 ローストビーフ丼
ローストビーフは案の定中々好評で。
明日のサンドイッチの分まで余るかどうかちとビミョー。
野田さんも8時過ぎにまた来てくれた。
「えー、ローストビーフ!美味しそう…でもご飯食べたいなぁ…」
「ローストビーフ丼出来るよ?」
「えっ!美味しそう…あ、でも昼も丼だった…ご飯…食べ過ぎかなぁ…」
「ご飯少なめにする?」
「うー…いえ今お腹空いてて…悩む…でもパスタも結局炭水化物だしなぁ…だったらご飯でも…」
「夜炭水化物食べないとかなら兎も角、別にそうじゃなくてお腹空いてるならご飯でもパスタでも一緒だと思うけど…何か気にしてることでも?」
「…イエ…最近食べすぎなのか体重がね…」
「見た目には気にするほどには見えないけど?」
「男性はね!気のない女の子にはみんなそう言うんですよ!社交辞令だってことくらいわかってるんです!それで実際付き合ってる相手なんてガリッガリのモデルみたいなコなんだからイヤんなっちゃう!」
お冷のグラスをドン!とカウンターに打ち付ける野田さんに、隣の客がクスクス笑った。
明日のサンドイッチの分まで余るかどうかちとビミョー。
野田さんも8時過ぎにまた来てくれた。
「えー、ローストビーフ!美味しそう…でもご飯食べたいなぁ…」
「ローストビーフ丼出来るよ?」
「えっ!美味しそう…あ、でも昼も丼だった…ご飯…食べ過ぎかなぁ…」
「ご飯少なめにする?」
「うー…いえ今お腹空いてて…悩む…でもパスタも結局炭水化物だしなぁ…だったらご飯でも…」
「夜炭水化物食べないとかなら兎も角、別にそうじゃなくてお腹空いてるならご飯でもパスタでも一緒だと思うけど…何か気にしてることでも?」
「…イエ…最近食べすぎなのか体重がね…」
「見た目には気にするほどには見えないけど?」
「男性はね!気のない女の子にはみんなそう言うんですよ!社交辞令だってことくらいわかってるんです!それで実際付き合ってる相手なんてガリッガリのモデルみたいなコなんだからイヤんなっちゃう!」
お冷のグラスをドン!とカウンターに打ち付ける野田さんに、隣の客がクスクス笑った。