この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
50センチの距離
第24章 ローストビーフ丼
「…んー」
「…夜炭水化物摂りすぎるのが不安なら、ご飯半分くらいにして千切りキャベツでも入れる?」
「いいんですか?」
「いいよ、別にそのくらい。」
「じゃあ、それでお願いします!」
「マスター、俺にはガッツリ白メシのローストビーフ丼ちょうだい!」
野田さんが恨みがましく横の大内さんをチラリと見ると、大内さんは勝ち誇ったように流し目でふふん、と笑う。
普段オレが野田さんのことだけ特別扱いし過ぎ!とウルサイのが大内さんだ。オレはその度に若い女の子だからオッサンより特別、と逃げてるけど。どうやらそれで野田さんに対抗意識があるらしい…ま、オッサンは別に優遇するつもりもなく、フツーに常連でいてくれれば充分なんだけど…
「…夜炭水化物摂りすぎるのが不安なら、ご飯半分くらいにして千切りキャベツでも入れる?」
「いいんですか?」
「いいよ、別にそのくらい。」
「じゃあ、それでお願いします!」
「マスター、俺にはガッツリ白メシのローストビーフ丼ちょうだい!」
野田さんが恨みがましく横の大内さんをチラリと見ると、大内さんは勝ち誇ったように流し目でふふん、と笑う。
普段オレが野田さんのことだけ特別扱いし過ぎ!とウルサイのが大内さんだ。オレはその度に若い女の子だからオッサンより特別、と逃げてるけど。どうやらそれで野田さんに対抗意識があるらしい…ま、オッサンは別に優遇するつもりもなく、フツーに常連でいてくれれば充分なんだけど…