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50センチの距離
第24章 ローストビーフ丼
大内さん…ご近所さんだったのか…知らんかった。まぁ朝とかスポーツ新聞片手にモーニング食べに来てくれたり、テイクアウトのサンドイッチとコーヒー買って行ってくれたり。ランチは仕事が内勤業務なのか、来る時間も大幅なブレなく、いつも決まって12時過ぎ。そして夜7時〜8時くらいに飯ものと一杯、で深酒せずにフラッと帰ってく、ことが多い。
確かに三食ウチで食ってるな、この人。男だからあんまり意識してなかったけど。
まぁ、そうと知ったらコレからもご贔屓にしてもらうためにもちょっとくらいサービスしなきゃな。
「んー。じゃあウチで呑んで酔い潰れたら責任持って部屋まで送ります。」
「いや、それは遠慮しとくわ…ココがスナックでマスターが妖艶なママだったらハメも外せるかもしれんけど…どうせなら女の子に介抱されたいしねぇ…」
「同感です。」
「だよな、やっぱり!てことで、平日の1人呑みでハメ外したりしないオッサンはそろそろ帰りますわ。お愛想!」
「ありがとうございます。」
伝票をちぎり、キャッシャーの前に立つ。
会計を済ませ、大内さんは帰っていった。いい常連さんを頭を下げて見送り、俺はカウンターの中に戻る。
確かに三食ウチで食ってるな、この人。男だからあんまり意識してなかったけど。
まぁ、そうと知ったらコレからもご贔屓にしてもらうためにもちょっとくらいサービスしなきゃな。
「んー。じゃあウチで呑んで酔い潰れたら責任持って部屋まで送ります。」
「いや、それは遠慮しとくわ…ココがスナックでマスターが妖艶なママだったらハメも外せるかもしれんけど…どうせなら女の子に介抱されたいしねぇ…」
「同感です。」
「だよな、やっぱり!てことで、平日の1人呑みでハメ外したりしないオッサンはそろそろ帰りますわ。お愛想!」
「ありがとうございます。」
伝票をちぎり、キャッシャーの前に立つ。
会計を済ませ、大内さんは帰っていった。いい常連さんを頭を下げて見送り、俺はカウンターの中に戻る。