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第27章 帰省土産ーローストビーフ+αー
静かに年末の営業を終え、一応入口のガラス部分に貼紙を貼る。

『誠に勝手ながら12月30日〜1月3日まで年末年始休暇とさせて頂きます』

ってヤツ。今まで勤めてた時は取れて2連休だったから、貼紙を書きながらもなんだか実感が湧かなかった。

店を閉め、二階に上がる。
布団に潜り、ふと、あ、昨夜はこの布団で野田さんが寝たんだ…と思い出す。
ぐっすり寝てたから何も言わなかったけど…絶対起きた時臭いと思っただろうな…マメに干せてるワケでもない布団は、煙草と俺の体臭が染み付いてる…
ニオイって、しばらくすると慣れるんだけど、最初はすごい違和感あるもんだ。嗅ぎ慣れないニオイは特に…
俺だってあんなことになるならちゃんと布団干しといたよ。
若しくはコインランドリーで丸洗いした…今更ながら後悔が募る。
しかも、その嗅ぎ慣れた自分のニオイの奥に、野田さんの甘いシャンプーの匂いが混ざってるような気がして、無意識にその匂いを探そうとしてる自分がいる…
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