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50センチの距離
第27章 帰省土産ーローストビーフ+αー
綾部駅からはバスでうちの最寄のバス停まで向かう。
実家についたのは昼過ぎだった。
インターホンを鳴らすと兄貴が出てきた。
「はい」
「ただいまー」
「あぁ、ショウか。今開けるわ」
兄貴が玄関の鍵を開けら音がして、俺はドアを開ける。
「オカンは?」
「買い物。もう直ぐ帰ってくると思う。」
「そか。これ、土産の阿闍梨餅と漬物。あと、ローストビーフも出す。」
俺が差し出した袋に兄貴が苦笑しながら
「ナニその脈絡のない取り合わせ…饅頭と漬物と肉って…」
「ローストビーフは正月に食うかなと思って仕込んできたの!阿闍梨餅はオカンが好きだろ。漬物は…駅ビルで見かけてなんとなく。」
「ふーん。隆(リュウ)も家族連れて明日来るって。」
「げ…じゃあ年玉用意しなきゃな…ポチ袋あるかな。」
「さぁ…どっかにあんじゃない。おかんに聞いたら出してくれるだろ。」
俺はローストビーフを出して自分で冷蔵庫に入れた。
実家についたのは昼過ぎだった。
インターホンを鳴らすと兄貴が出てきた。
「はい」
「ただいまー」
「あぁ、ショウか。今開けるわ」
兄貴が玄関の鍵を開けら音がして、俺はドアを開ける。
「オカンは?」
「買い物。もう直ぐ帰ってくると思う。」
「そか。これ、土産の阿闍梨餅と漬物。あと、ローストビーフも出す。」
俺が差し出した袋に兄貴が苦笑しながら
「ナニその脈絡のない取り合わせ…饅頭と漬物と肉って…」
「ローストビーフは正月に食うかなと思って仕込んできたの!阿闍梨餅はオカンが好きだろ。漬物は…駅ビルで見かけてなんとなく。」
「ふーん。隆(リュウ)も家族連れて明日来るって。」
「げ…じゃあ年玉用意しなきゃな…ポチ袋あるかな。」
「さぁ…どっかにあんじゃない。おかんに聞いたら出してくれるだろ。」
俺はローストビーフを出して自分で冷蔵庫に入れた。