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50センチの距離
第29章 年越し蕎麦 ーコウスケとの関係ー
結局、俺と涼子の付き合いは2年弱で終了。
終わりは一方的に、もう飽きたの、の一言だった。
あっけないほどの幕引きに、そんなすぐに納得行くわけもなく、引きずって、何度も話しかけようとしたけど、鬱陶しげにあしらわれ、「シツコいオトコは嫌い」とピシャリと言われ、これ見よがしに新しいオトコを連れて歩くようになった。
その、新しいオトコ、だと思ってたヤツが実は涼子の本命で、俺はタダの摘み食い、二股をかけられてたコトを、後になって知った…
学生の頃から、彼女は居た。
フリーターの頃も、途切れたことはない、ってほどではなかったけど、彼女居ない歴○年、なんていうほど間が空くこともなかった。
軽い付き合い、別れは何度も経験してる。
けど、社会人になって、初めて本気の恋をしたと思ってた。
その結果が、2年も遊ばれてただけ。
片想いの期間も含めれば、俺が涼子に費やした時間は5年近い。
もう、オンナなんて信じられない…というか、自分のオンナを見る目が信じられなくなった。
終わりは一方的に、もう飽きたの、の一言だった。
あっけないほどの幕引きに、そんなすぐに納得行くわけもなく、引きずって、何度も話しかけようとしたけど、鬱陶しげにあしらわれ、「シツコいオトコは嫌い」とピシャリと言われ、これ見よがしに新しいオトコを連れて歩くようになった。
その、新しいオトコ、だと思ってたヤツが実は涼子の本命で、俺はタダの摘み食い、二股をかけられてたコトを、後になって知った…
学生の頃から、彼女は居た。
フリーターの頃も、途切れたことはない、ってほどではなかったけど、彼女居ない歴○年、なんていうほど間が空くこともなかった。
軽い付き合い、別れは何度も経験してる。
けど、社会人になって、初めて本気の恋をしたと思ってた。
その結果が、2年も遊ばれてただけ。
片想いの期間も含めれば、俺が涼子に費やした時間は5年近い。
もう、オンナなんて信じられない…というか、自分のオンナを見る目が信じられなくなった。