この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
50センチの距離
第30章 雑煮ー元旦の朝 初詣ー
「ただいま。ちょっとシャワー浴びるから」
「ハイハイ。」
兄貴が来たらもう台所は飽和状態だな…
俺はさっさと退散しよう。餅と格闘するヒロと、汁だけ啜って横に座った隆に小さな餅を食べさせて貰うユウ。2人が雑煮を食い終わるのを待って、
「食事中だけど、俺出掛けるから、これ、年玉な。」
「ありがとう!」
「ありあとぉ!」
「ありがとうございます、ショウお兄さん」
「気持ちだけだから。」
「兄貴どこ行くの?」
「初詣」
「あとで俺らも行く?」
「そだね」
俺は1人で家を出た。
さて、どこに行こうか…家の最寄りのバス停でバスの時刻を確認した。
どこに行くか決めてるわけじゃない。
近隣の神社は何処も観光客で溢れるような有名どころじゃない。
八幡宮にでも行くか…
八幡宮は春のお田植え祭とか秋季大祭のが観光客が来る。元旦は…まぁ、そこそこ来るけど観光客よりは地元民の初詣だろう。
バスが来たから、それに乗り、小銭を確認した。
「ハイハイ。」
兄貴が来たらもう台所は飽和状態だな…
俺はさっさと退散しよう。餅と格闘するヒロと、汁だけ啜って横に座った隆に小さな餅を食べさせて貰うユウ。2人が雑煮を食い終わるのを待って、
「食事中だけど、俺出掛けるから、これ、年玉な。」
「ありがとう!」
「ありあとぉ!」
「ありがとうございます、ショウお兄さん」
「気持ちだけだから。」
「兄貴どこ行くの?」
「初詣」
「あとで俺らも行く?」
「そだね」
俺は1人で家を出た。
さて、どこに行こうか…家の最寄りのバス停でバスの時刻を確認した。
どこに行くか決めてるわけじゃない。
近隣の神社は何処も観光客で溢れるような有名どころじゃない。
八幡宮にでも行くか…
八幡宮は春のお田植え祭とか秋季大祭のが観光客が来る。元旦は…まぁ、そこそこ来るけど観光客よりは地元民の初詣だろう。
バスが来たから、それに乗り、小銭を確認した。