この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
50センチの距離
第31章 お餅ピザ ーハプニングー
しばらくして、高塚さんが戻ってくる。
お店ではいつもデニムに白シャツと黒いエプロン姿だから、エプロンなしのセーター姿なだけで見慣れない。
でも高塚さんは高塚さんだった。

「おせちの残りで悪いけど、今あるものでテキトーに作ったから、勘弁して。」

と置いてくれたお皿の上には、おもち?とチーズがグツグツ言いながら蕩けてて、上にはエビの身っぽいのが散らしてある。バジルとチーズのいい香り…
出してくれたお箸で、エビにお餅とチーズを絡めるようにして一口食べてみる。

「美味しい〜!」

「そりゃ良かった。ま、朝から何も食べてないなら何食べても美味いと思うけど。」

と笑いながら、あったかいお茶を出してくれる。
それと、黄色とグリーンの、茶巾絞りの和菓子みたいなの、の横に、黒豆が数粒。両方、上に金箔が少しのっててキレイ…

お茶をいただきながら、お餅ピザをペロッと平らげ、人心地ついた。デザートに和菓子もいただく。お箸で割ると中に小さな栗がコロコロ入ってる。

「これ、栗きんとんですか?」

「そう。ウチのオカン作。半分は抹茶が混ぜてある。」

「オシャレ…黒豆もいいお味…美味しいです…」

流石高塚さんのおうち…お節まで凝ってるんだ…
/507ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ