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50センチの距離
第31章 お餅ピザ ーハプニングー
しばらくして、高塚さんが戻ってくる。
お店ではいつもデニムに白シャツと黒いエプロン姿だから、エプロンなしのセーター姿なだけで見慣れない。
でも高塚さんは高塚さんだった。
「おせちの残りで悪いけど、今あるものでテキトーに作ったから、勘弁して。」
と置いてくれたお皿の上には、おもち?とチーズがグツグツ言いながら蕩けてて、上にはエビの身っぽいのが散らしてある。バジルとチーズのいい香り…
出してくれたお箸で、エビにお餅とチーズを絡めるようにして一口食べてみる。
「美味しい〜!」
「そりゃ良かった。ま、朝から何も食べてないなら何食べても美味いと思うけど。」
と笑いながら、あったかいお茶を出してくれる。
それと、黄色とグリーンの、茶巾絞りの和菓子みたいなの、の横に、黒豆が数粒。両方、上に金箔が少しのっててキレイ…
お茶をいただきながら、お餅ピザをペロッと平らげ、人心地ついた。デザートに和菓子もいただく。お箸で割ると中に小さな栗がコロコロ入ってる。
「これ、栗きんとんですか?」
「そう。ウチのオカン作。半分は抹茶が混ぜてある。」
「オシャレ…黒豆もいいお味…美味しいです…」
流石高塚さんのおうち…お節まで凝ってるんだ…
お店ではいつもデニムに白シャツと黒いエプロン姿だから、エプロンなしのセーター姿なだけで見慣れない。
でも高塚さんは高塚さんだった。
「おせちの残りで悪いけど、今あるものでテキトーに作ったから、勘弁して。」
と置いてくれたお皿の上には、おもち?とチーズがグツグツ言いながら蕩けてて、上にはエビの身っぽいのが散らしてある。バジルとチーズのいい香り…
出してくれたお箸で、エビにお餅とチーズを絡めるようにして一口食べてみる。
「美味しい〜!」
「そりゃ良かった。ま、朝から何も食べてないなら何食べても美味いと思うけど。」
と笑いながら、あったかいお茶を出してくれる。
それと、黄色とグリーンの、茶巾絞りの和菓子みたいなの、の横に、黒豆が数粒。両方、上に金箔が少しのっててキレイ…
お茶をいただきながら、お餅ピザをペロッと平らげ、人心地ついた。デザートに和菓子もいただく。お箸で割ると中に小さな栗がコロコロ入ってる。
「これ、栗きんとんですか?」
「そう。ウチのオカン作。半分は抹茶が混ぜてある。」
「オシャレ…黒豆もいいお味…美味しいです…」
流石高塚さんのおうち…お節まで凝ってるんだ…