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50センチの距離
第32章 カニすき
「あ、よく見たらコウスケくんのSNSに載ってたヒトだ!兄貴の彼女…じゃなくて、店の常連さん?だっけ?」

彼女と言った瞬間に高塚さんがすごい怖い顔で弟さんを睨む。

「あのね、ナニさんか知らないけど、晩飯、食べてかないかってオカンが言ってる。」

「え?」

「や、怪我させちゃったしさ、予定が許せば、だけど。今日鍋だから、1人くらい増えても大丈夫だし。」

ニコニコと笑顔の男性は、高塚さんに顔の作りは少し似てるんだけど、もっとフランク、というか軽い印象。

「いえ、流石にそこまでは…」

「今日カニなんですけど。カニ、嫌い?」

ニィッと人懐こい顔で笑う弟さん。

「大好き…」

思わず呟いた私に、高塚さんが顔を覆って二つ折りになって笑う。
だって…1人じゃカニなんて食べないんだもの…



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