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50センチの距離
第5章 シャンディガフ(甘口)
涼子はシャンディガフを飲み終えても、次をオーダーすることなく座ったままで。
10席しかないんだから呑まないなら帰れよ、と思う。
黙ってても次が出てくると思ってるのか?

涼子のパターンを覚えてないワケじゃない。
だいたい辛口のシャンディガフで喉を潤して、その後はフルボディのワインにシフトする。

だけど、俺は自分がワインをあんまり呑まないっていうのもあって、ワインは詳しくない。
それにまだバーを始めたばかりで、どれだけの需要があるかわからなかったから、とりあえず一般的なミディアムボディの赤と白をカタチだけ置いてるだけで、需要があるようなら、おいおい仕入れていこう、と思っていた。

ワインは奥が深すぎて、俺みたいな軽い気持ちでちょっと一杯、の店を構えてる身には敷居が高いんだ。

それもあって、涼子にワインを出してやろうとは思わなかった。
メニューを見れば涼子なら自分の好みのじゃないってわかるだろうし、聞かれてもいないのにそこまで説明してやる義理もない。
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