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50センチの距離
第32章 カニすき
「それ、歳上側からもおんなじだと思うよ。ただのオッサンだと思われてるんじゃないかって思ったら、たぶん中々踏み込めない。下手したらセクハラ案件だもん。」
「………」
「オトコなんて、ハッキリ言わなきゃわかんない生き物なんだから、機会があったら言っちゃいな!応援してる。」
奥さんはニコッと笑ってくれた。
その時、店のドアが開いて、弟さんが出てくる。私達にもホットのカフェラテを買って淹れてくれてたみたい。アイスの袋を手首にぶら下げたまま、蓋つきのカップを3個も持ってて。
「ほい、どーぞ。」
「おー。気が利くねぇ…さすが出来るオトコ!」
「だ、ろー?もっと褒めて。」
「あ、ありがとうございます!」
「いえいえ。あったかいもん飲みながら帰ろう!」
みんな、優しいな…
今日ココに来て、よかった…
「………」
「オトコなんて、ハッキリ言わなきゃわかんない生き物なんだから、機会があったら言っちゃいな!応援してる。」
奥さんはニコッと笑ってくれた。
その時、店のドアが開いて、弟さんが出てくる。私達にもホットのカフェラテを買って淹れてくれてたみたい。アイスの袋を手首にぶら下げたまま、蓋つきのカップを3個も持ってて。
「ほい、どーぞ。」
「おー。気が利くねぇ…さすが出来るオトコ!」
「だ、ろー?もっと褒めて。」
「あ、ありがとうございます!」
「いえいえ。あったかいもん飲みながら帰ろう!」
みんな、優しいな…
今日ココに来て、よかった…