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50センチの距離
第33章 コンビニ カフェラテ
「すっごく素敵なお店です。お店の名前が、オンブラージュって言うんですけどね。フランス語で、木陰っていう意味らしいです。お店自体は、カウンターだけで、10席のこぢんまりしたお店なんですけどね、その分行き届いてるっていうか…お手洗いとかもいつ入ってもキレイだし…お店とかで、男女兼用の個室しかないトコって、入るのちょっと躊躇しちゃうトコとか多いんですけど、高塚さんのお店は全然そんなことないんです!場所がオフィス街なんで、男性のお客さんも多いんですけど、本当にいつもキレイ!それとね、おしぼり!おしぼりが、よくあるおしぼり業者の塩素の臭いがするやつじゃなくて、高塚さんが自分で洗濯してるから、アロマオイルのいい香りがして…ホントに落ち着くんです。お料理も何食べても美味しいし…」

オンブラージュのコトとなるとアピールポイントが止め処なく出てくる。
お母さんはちょっと驚いたようだった。

「あ、ごめんなさい、私ったらベラベラと.…」

「いいえ、そんなお店なのねぇ…」

「高塚さんがいつも言ってるんです。一時、何もかも忘れてほっとひと息つける場所、少し休んで、また頑張って働く鋭気を養える場所にしたいって。私、いつもその言葉に助けられて、ついつい甘えてしまうんですけど…ホントに、ホントに凄くステキなお店で、私の一番のお気に入りなんです!」

つい説明に力が入って、手を握って喋ってしまう。
お母さんは、ふふ、と笑った。
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