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第33章 コンビニ カフェラテ
翌朝、朝ごはんにお節料理とお澄ましに壬生菜だけのシンプルなお雑煮を頂く。
うちのお母さんが作るお雑煮は、色々具が入ったお澄ましだったけど、それがどこの地方のモノなのかはよく分からない。
ただ、具がほとんどないシンプルなお雑煮もすごく美味しかった。
お節がまた色とりどりで華やか!
昨日お餅ピザと一緒に頂いた2色の栗きんとんと黒豆は勿論、だけど、ピザに使われてたのはこのエビだったのかな、ピザソースが塗られたり、バジルが振られたエビのグリルがめちゃくちゃ豪華!で美味しい〜。コレは絶対高塚さんの作だ、と思って聞いたら、正解、と笑って、じゃあ、あと俺が作ったのどれかわかる?と聞かれて。
むー、と考えて、

「ローストビーフは絶対!でしょ…あとは…ブリの照り焼きも、甘辛なんだけど、上に黒胡椒を少し散らしてアクセントつけてあるのが高塚さんの料理っぽい!お煮しめと黒豆はしっかり甘いけど伊達巻きはあんまり甘くないからコレも!…まだありますか?あと何品?」

高塚さんは少し驚いたようにいつもより目を開いて、

「…あと一品…」

「だったら、このカブ!切り目が全部均等!お母さんのお料理もクオリティ高いんだと思いますけど、コレの揃い方はプロっぽい!」

「…正解」

「やったァ!…ヤだ、私ったらなんかマニアックすぎ…?」

ガッツポーズしかけてみんなのポカンとした顔にふと我に返る。
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