この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
50センチの距離
第33章 コンビニ カフェラテ
私が乗り込むとすぐに、スライドドアが閉まり、車が走り出す。
高塚さんと隣り合って車の座席に座ってる、状況もちょっと不思議…特に喋る事もなく、気まずいな、と思ってたら、弟さんが気を遣って話しかけてくれた。

「野田さん、温泉とか行かないの?」

「温泉?」

「うん、日帰りの温泉施設とかもあるよー。せっかくこんなトコまで来たんだから観光してけばいいのに…」

「…そう、ですね…とりあえず、駅まで送って頂いて…後から考えようかな…」

「そ。OK」

高塚さんは無言で窓の外を見てて、私と居るの、どう思ってるんだろう、と不安になりかけた頃、カーステレオから音楽が聞こえてきた。
流行りの曲なんだろう、お店とかの有線で聞く感じのBGM。
曲がかかってるだけで、なんとなく喋らなくても間が持つ気がする。私たちの会話がないからステレオつけてくれたんだろうなぁ…ホント空気読んで動いてくれるヒトなんだわ。
/507ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ