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50センチの距離
第33章 コンビニ カフェラテ
「ありますよ!最初は髪の長い…すっごくセクシーなヒト。黒いカットソーで、大人っぽい雰囲気で…」
高塚さんが眉を潜めて誰のこと?ていうような顔をする。
「高塚さんのことショウ、って呼んでたし、高塚さんは何も聞かずにシャンディガフを出してたし、あぁ、彼女なんだろうなぁって…」
「シャンディガフ…涼子のこと?」
「リョウコさん、ていうんですか?」
「…アイツは…何て言うか…まぁ、所謂、元カノっていうか…」
「…やっぱり彼女なんだ…」
「いや、元ったってだいぶ前だよ?3年以上は経ってる…」
「…そんなに?え、そんな前の恋人に会いに来ます?」
「それだよ…俺にもよくわかんないんだけど…別れても俺は自分のこと好きで引きずってるだろうって妙な確信持ってタダ酒たかりに来たっていうか…金払わずに帰ろうとしたから引き止めてフツーに伝票渡して金取ったらキレてそれ以来来てないから…もう来ないと思うけど…」
ナニそれ…ただの痛いヒト…?
なんかすっごくオトナで太刀打ちできない感じがしたのに…私の敗北感返してよ…!
高塚さんが眉を潜めて誰のこと?ていうような顔をする。
「高塚さんのことショウ、って呼んでたし、高塚さんは何も聞かずにシャンディガフを出してたし、あぁ、彼女なんだろうなぁって…」
「シャンディガフ…涼子のこと?」
「リョウコさん、ていうんですか?」
「…アイツは…何て言うか…まぁ、所謂、元カノっていうか…」
「…やっぱり彼女なんだ…」
「いや、元ったってだいぶ前だよ?3年以上は経ってる…」
「…そんなに?え、そんな前の恋人に会いに来ます?」
「それだよ…俺にもよくわかんないんだけど…別れても俺は自分のこと好きで引きずってるだろうって妙な確信持ってタダ酒たかりに来たっていうか…金払わずに帰ろうとしたから引き止めてフツーに伝票渡して金取ったらキレてそれ以来来てないから…もう来ないと思うけど…」
ナニそれ…ただの痛いヒト…?
なんかすっごくオトナで太刀打ちできない感じがしたのに…私の敗北感返してよ…!