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50センチの距離
第34章 ジンベエラテ ー海遊館デートー
「…野田さんは、さ…男と付き合う時、どういう感じで呼ばれたい…?」

「…だいたい、下の名前、ですね…ちゃん付けとか、呼び捨てもあります、けど、それはどちらでも…」

「じゃあ…千束…って呼んでいい?」

「ハィ…」

耳元で千束、と囁くように呼ばれると、なんだかくすぐったい。

「俺も高塚さんよりは彰のが嬉しいかも。でもどっちでも呼びやすい方でいいよ。」

「…ショウ、さん…ぁ、でも、私まだ高塚さんのが言いやすいかも…」

「徐々にでいいよ。呼び方より、関係性のが大事だから。…で。千束のこの後帰ってからの予定は?」

「…特にない、ですよ?」

「…じゃあ、このままデートしよう。」

「デート…」

「うん。こないだ介抱したお礼、まだして貰ってない。だから、デート。どっか行きたいとこある?」

「………行き先は…ちょっと考えてもいいですか?あと、高塚さん、荷物置きに帰りませんか?」

「あぁ、うん、そうだな…」

「1時間、時間ください。洋服、昨日と同じなんで、一旦家で着替えて来たいです。」

「そっか。じゃ、大阪着いたら一旦別れて、また改めて待ち合わせる?」

私がこくんと頷くと、高塚さんもニコッと笑ってOKと言った。
待ち合わせに必要だから、と携帯番号とSNSのアカウントを交換する。
1時間後だとお昼過ぎになるから、待ち合わせてまずはグランフロントでお昼を食べてから何処かに行こう、ということになった。
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