この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
50センチの距離
第34章 ジンベエラテ ー海遊館デートー
再び薄暗い別世界に浸りながら、歩いてるとラッコゾーンに来た。
アクティブに泳ぎ回るラッコを指差して笑う。
一方で同じ空間とは思えないほど静かに眠るラッコのカップル(?)がいて。水面にプカプカ漂いながら、2匹が仲良く手を繋いで眠ってた。ラッコは流されないように群れの仲間と手を繋いで寝ます、という説明書きを見て、かわい…と呟く。

「アレ…見て…」

高塚さんに促されて見た先には、眠ってた1匹が目覚めてぼんやりとした目であたりを見回して、再びウトウトする姿。その時確かめるように隣の手を手探りで探して、握って安心したようにスゥッと眠りに落ちる。

「何アレ…かわいすぎか‼︎」

「かわいいな。」

「…キュン死ぬ…」

「え?何?」

「いえナニも…」

喋りながらゆっくり展示を見て回って、時計を見た高塚さんが、そろそろ出ようか、と言ったのはもう夕方、5時半を過ぎてて。

「出る前にさっきのラテ!」

とドリンクスタンドに戻ってジンベエラテを2つ買う。コレだけは絶対私が払う!と死守した。て言っても2つで千円もしないんだけど…

ラテを飲みながら外に出ると、もう暗かった。


/507ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ