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50センチの距離
第5章 シャンディガフ(甘口)
シャンディガフを呑み終えた野田さんは、
「甘口の、美味しかったです…ごちそうさまでした…」
て呟いて会計をし、帰って行った。
なんだか元気が無いように見えて、少し心配になる。
前は割と晴れ晴れした顔で出て行くことが多かったのに。
何かあったんだろうか…
もしそうだとしても、俺なんかに相談してくれたりはしないんだろうな…
それがなんだか、寂しく思えて。
その感情が何なのか、よくわからなかったけど。
強いて言うなら、そう、年の離れた妹みたいな存在なんだよな。
実際妹はいないから、妹ってどんなもんかはよく知らないんだけどさ。
俺は今、33で。
野田さんは今年23になる、って言ってたから、ちょうど10歳違い。
娘ってほど小さくない。
だから、年の離れた妹、か親戚の子供?くらいかな?
明るくて、感情がすぐ顔に出て。
ホント可愛い。
このお店にいつも癒されてるんですぅー、て言う野田さんの笑顔に、俺は癒されてるよ。
そんな彼女が、元気がないのは、俺も心配。
早く、前みたいに戻ってくれたらいいんだけど…
「甘口の、美味しかったです…ごちそうさまでした…」
て呟いて会計をし、帰って行った。
なんだか元気が無いように見えて、少し心配になる。
前は割と晴れ晴れした顔で出て行くことが多かったのに。
何かあったんだろうか…
もしそうだとしても、俺なんかに相談してくれたりはしないんだろうな…
それがなんだか、寂しく思えて。
その感情が何なのか、よくわからなかったけど。
強いて言うなら、そう、年の離れた妹みたいな存在なんだよな。
実際妹はいないから、妹ってどんなもんかはよく知らないんだけどさ。
俺は今、33で。
野田さんは今年23になる、って言ってたから、ちょうど10歳違い。
娘ってほど小さくない。
だから、年の離れた妹、か親戚の子供?くらいかな?
明るくて、感情がすぐ顔に出て。
ホント可愛い。
このお店にいつも癒されてるんですぅー、て言う野田さんの笑顔に、俺は癒されてるよ。
そんな彼女が、元気がないのは、俺も心配。
早く、前みたいに戻ってくれたらいいんだけど…