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50センチの距離
第6章 キーマカレー
それからしばらく、昼の営業時間帯にも、野田さんが来なかった。
それまでだって毎日来てたワケじゃないけど、週2か、多い時は週3くらいで来てくれてたから、しばらく来ないだけでちょっと心配になる。
忙しいだけかもしれない。
でも、最後に見たのが、何となく元気のない顔だったから。
余計気になる。
今日も来ないかな…
ランチタイムも落ち着き、あと10分でラストオーダーの13時30分…
もう誰も来ないかな…
日替わりランチのキーマカレーが余ってるから自分で食おうかな…と思った時。
カランコロン♪とドアベルが鳴る。
「いらっしゃいませ!」
慌てて顔を振り上げたトコロに、
「高塚さん、ランチ、まだ残ってますか?」
野田さんが入って来た!
「野田さん!久しぶり!」
思わず声が弾んだ俺の目に飛び込んで来たのは、
いつも1人で来る野田さんの後ろから入って来た男の姿だった…
それまでだって毎日来てたワケじゃないけど、週2か、多い時は週3くらいで来てくれてたから、しばらく来ないだけでちょっと心配になる。
忙しいだけかもしれない。
でも、最後に見たのが、何となく元気のない顔だったから。
余計気になる。
今日も来ないかな…
ランチタイムも落ち着き、あと10分でラストオーダーの13時30分…
もう誰も来ないかな…
日替わりランチのキーマカレーが余ってるから自分で食おうかな…と思った時。
カランコロン♪とドアベルが鳴る。
「いらっしゃいませ!」
慌てて顔を振り上げたトコロに、
「高塚さん、ランチ、まだ残ってますか?」
野田さんが入って来た!
「野田さん!久しぶり!」
思わず声が弾んだ俺の目に飛び込んで来たのは、
いつも1人で来る野田さんの後ろから入って来た男の姿だった…