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50センチの距離
第36章 第一部 終章 クロワッサンサンド ーアフォガートを添えてー
夢、みたい…
高塚さんと、こんな…
2人で抱き合って、今日何度目かのキスをする。
ちゅ、ちゅ、と触れるようなキスを繰り返しながら、カーディガンを脱がされて。
ベッドの上に隣り合って腰掛けたような姿勢で、お互い上半身だけ捻って抱き合ってる。
バンザイのような姿勢でカットソーとインナーを脱がされ、胸元、肩、首筋、露わになった肌に次々とキスが落ちてくる。
「あ、あの…」
「ん?」
「やっぱ…シャワー…」
「ごめん、ナイ。」
「ナイ?無いってどういう…」
「ココ風呂ないんだ。元々喫茶店の事務所兼パントリーとして使う予定のとこだったから。トイレは辛うじてついてて、洗面台はオーナーの承諾貰って後から付けた。でも風呂までは流石に設置出来なくてさ。」
そっか…まぁ、そりゃそうだよね…賃貸の入居者が後からお風呂設置するなんて聞いたことないわ…そういえば、扉もトイレと階段のとこしかないんだった。
「え、じゃあ、高塚さんお風呂はどうしてるの?」
「近所のジムの会員になってるから、夜の営業時間の前にそこで風呂だけ入る。」
「…あぁ、そういうこと…」
高塚さんと、こんな…
2人で抱き合って、今日何度目かのキスをする。
ちゅ、ちゅ、と触れるようなキスを繰り返しながら、カーディガンを脱がされて。
ベッドの上に隣り合って腰掛けたような姿勢で、お互い上半身だけ捻って抱き合ってる。
バンザイのような姿勢でカットソーとインナーを脱がされ、胸元、肩、首筋、露わになった肌に次々とキスが落ちてくる。
「あ、あの…」
「ん?」
「やっぱ…シャワー…」
「ごめん、ナイ。」
「ナイ?無いってどういう…」
「ココ風呂ないんだ。元々喫茶店の事務所兼パントリーとして使う予定のとこだったから。トイレは辛うじてついてて、洗面台はオーナーの承諾貰って後から付けた。でも風呂までは流石に設置出来なくてさ。」
そっか…まぁ、そりゃそうだよね…賃貸の入居者が後からお風呂設置するなんて聞いたことないわ…そういえば、扉もトイレと階段のとこしかないんだった。
「え、じゃあ、高塚さんお風呂はどうしてるの?」
「近所のジムの会員になってるから、夜の営業時間の前にそこで風呂だけ入る。」
「…あぁ、そういうこと…」