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第36章 第一部　終章　　クロワッサンサンド ーアフォガートを添えてー

とりあえず、その小山の中からショーツを手に取る。

…クロッチの部分が、まだ湿ってて。

あぁ〜…昨夜のアレやコレやが蘇ってくる…‼︎

ひとりでぶんぶんと首を振り、先にブラを着けた。
レギンスは…また後でいいや。と丸めて一旦スツールに戻し、少し考えて、バッグからポーチを出してパンティライナーを取り出す。
それを着けてショーツを穿いた。
とりあえず、肌に直接触れる部分が湿ってなければ、まだ耐えられる…太腿のあたりが気持ち悪い、けど…我慢するしか、ない…

赤面しながらどこまで洋服を着ようか悩んで。

下着のまま、一旦トイレに行く。
部屋の隅に、トイレの扉と洗濯機と洗面台がある。

洗濯機と洗面台の置き方がかなり微妙で。
もうちょい離したほうが色々使えそうなのに、洗濯機が邪魔で洗面台の収納が開かないんじゃ…と思える位置関係。
その証拠にその収納に納められたらスッキリするだろう洗濯洗剤なんかの、諸々がプラスチックのカゴに入れて床に直置き…

あぁ、でも洗面台は自分で設置したって言ってたな…
排水とかの関係でココしか置けなかったのか…とりあえず、収納は無視して洗面台の機能だけ使えればいいや！てことなのかもしれない…