パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第37章 フレンチトースト & クロックムッシュ

だから今は気にせず食べたいものを注文する。
今日はブルスケッタとドリンク、何か一品食べてもいいし、軽めにしてガッツリケーキ食べてもいいなぁ、なんて迷ってしまう。
高塚さんの部屋に行くにはカウンターの奥にあるスタッフオンリーのドアから上がらないといけなくて、ほかにお客さんがいると丸見えだから先に部屋で待ってる、てことが出来ない。
閉店まで粘るのに何もオーダーしないわけにいかないから、メインをドンと頼んでパッと食べてしまうと時間が保たない。だから最近は、こんな感じでちょこちょこダラダラ食べしてる感じ。
結局、ケーキを食べてカフェラテを飲んだらお腹いっぱいになって、2杯目のカクテルをちびちび舐めながら高塚さんと喋ったり、高塚さんが他のお客さんと喋ってるのを聞いたりした。

もうすぐ10時…と思ってたら、2組のお客さんが店を出て、1人のお客さんがトイレに立つ。もう1人が電話がかかってきて、席から離れ、お手洗いの近くに行ってこっちに背中を向けて喋ってた。