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50センチの距離
第37章 フレンチトースト & クロックムッシュ
深いトコロで彼を受け止める。
高塚さんと付き合い出してから、エッチってこんなに気持ちいいんだ、と知った。本当に好きなヒトだから、なのか、相性が良いのか、よくわからないけど…
無我夢中でお互いを求め合い、終わった後はぼんやりとした、でも満ち足りた倦怠感だけが残る。
高塚さんの腕、と言うか肩から胸のあたりを枕にしながら、深く息を吸い込むと汗の匂いがする。でも嫌いじゃない。
高塚さんはがっしりしてて、胸板もそれなりに厚いから、枕にするにはちょっと高いんだけど…鼓動を感じるこの体勢は好き。
そのまま、寝落ちしそうになりながら…ひとつだけお願いをした。
「明日は…先に起きて行かないで…」
「え?」
「朝ごはん、作ってくれるの、すごく嬉しいけど…起きた時、独りなの寂しい…から…」
そこまで言って、私の意識が途切れた。
高塚さんと付き合い出してから、エッチってこんなに気持ちいいんだ、と知った。本当に好きなヒトだから、なのか、相性が良いのか、よくわからないけど…
無我夢中でお互いを求め合い、終わった後はぼんやりとした、でも満ち足りた倦怠感だけが残る。
高塚さんの腕、と言うか肩から胸のあたりを枕にしながら、深く息を吸い込むと汗の匂いがする。でも嫌いじゃない。
高塚さんはがっしりしてて、胸板もそれなりに厚いから、枕にするにはちょっと高いんだけど…鼓動を感じるこの体勢は好き。
そのまま、寝落ちしそうになりながら…ひとつだけお願いをした。
「明日は…先に起きて行かないで…」
「え?」
「朝ごはん、作ってくれるの、すごく嬉しいけど…起きた時、独りなの寂しい…から…」
そこまで言って、私の意識が途切れた。