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50センチの距離
第38章 ホタルイカのペペロンチーノ
営業時間の前に、チカが来た。

「高塚さん♪ 限定メニューって何?」

わくわくと目を輝かせるチカに、おいで、と手招きしたら、よっ、と一声かけて荷物用のバスケットにドサリと荷物を置く。
まぁ週末来るときはいつも泊まりだから荷物は多めなんだけど…カウンターの内側に回ってきたチカに保存用のガラス瓶に小分けして入れたホタルイカを見せる。

「コレ…ホタルイカ…?」

「そう。オリーブオイル漬け。コレのペペロンチーノ。オイルをパンにつけても美味しい。」

「へぇ〜…美味しそう!今日から?」

「そう。ブルスケッタで味見してみる?」

「うん!」

薄切りのバゲットを軽くトーストして、イカを1つとオイルをスプーンでたらりと垂らす。仕上げに岩塩と黒胡椒をミルで挽いたら完成。

一口で半分以上を口に入れたチカは、続けて残りも頬張り、もぐもぐと咀嚼しながら、ん!と目を見開いた。
美味しい顔。チカは反応がすぐ顔にでるから見てて飽きない。

「イカの味が濃厚〜!小さいのにぎゅっと濃縮されてる感じ!コレでパスタにするの⁉︎」

「うん。シンプルに茹で野菜とかに掛けても美味いんだよな。」

「うわぁ〜!それも食べてみたい!」

「OK。あと俺が食べるようについでに買ったヤツだけど、コレも食べてみ。」
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