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50センチの距離
第6章 キーマカレー
俺は、男として、野田さんを意識してる。
だから、男とあんなに楽しそうに喋る野田さんに…
野田さんと一緒にいる男に嫉妬してるんだ。
いい歳して、情け無い…
30超えて、こんな気持ちになるなんて、思いもしなかった…
きっと、野田さんにしたら俺なんて、ただの喫茶店のオッサン。
爽やかイケメンの彼氏と同じフィールドに立つことなんか出来ない。告る前に…いや、自分の気持ちに気付く前に失恋するなんてな。
歳を取ると臆病になるんだろうか…
あと5歳若かったら、そんな気負わず告白できたかもしれないのになぁ…
なんて、ホントに情け無い………
だから、男とあんなに楽しそうに喋る野田さんに…
野田さんと一緒にいる男に嫉妬してるんだ。
いい歳して、情け無い…
30超えて、こんな気持ちになるなんて、思いもしなかった…
きっと、野田さんにしたら俺なんて、ただの喫茶店のオッサン。
爽やかイケメンの彼氏と同じフィールドに立つことなんか出来ない。告る前に…いや、自分の気持ちに気付く前に失恋するなんてな。
歳を取ると臆病になるんだろうか…
あと5歳若かったら、そんな気負わず告白できたかもしれないのになぁ…
なんて、ホントに情け無い………