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50センチの距離
第38章 ホタルイカのペペロンチーノ
戸締りをし、レジを締めて売上金を袋にまとめる。夜間金庫に入れるようの袋だけど、通いなら帰る途中に、銀行に行きゃ済む話だけど、俺の場合はわざわざ銀行に行くことになるから、出るのが面倒で、利用しなくなった。普段は昼の営業終わりに普通に窓口に行けるし。だから週末は部屋に置いてある。空き巣なんて入らないだろうけど月曜、2.5日分の売上金を持っていく事になるから、一応鍵付きのキャビネットには入れてるけど。

上に上がると、サイドテーブルに食べた後のプリンのカップ、コーヒーを飲んだらしきマグカップ、で、チカはベッドの中…

やっぱり寝とるんかい!

俺は、はぁ、と溜息をついて服を脱ぎ、ごそごそとベッドに潜り込んだ。いつものように背中側から抱きすくめる。

もぞ、とチカが動いた、と思ったら…

「寝てると思った?」

ぐりっと反転してこっちを向き、悪戯っぽい顔でチカが笑う。

「なんだ起きてたの。」

「起きてたよ。今日はお酒も飲んでないし、仕事してたわけでもないし。」

「PCで資料作ってたんだろ?」

「半分遊びだよ。パワポの資料作るのに、どうしたら印象に残るか、とか見やすいか、ていうのを調べたり試しに作ったりしてただけ。シュミレーションではあるけど、実際仕事中にしてたら遊んでるようにしか見えないし、時間もかかるから。」
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