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50センチの距離
第38章 ホタルイカのペペロンチーノ
自然に求め合い、深いキスをする。
チカの口に入れた舌を丸めてちゅう、と吸ったら釣られたようにチカの舌が俺の口に入ってきて。2人で舌を絡めるエロいキス。

お互いを味わい、ゆっくりと唇を離すと、トロンとした目で見上げてくる。

チカのキャミソールの中に手を這わし、胸を探りながらセックスに移行仕掛けたとき…

「ね、高塚さん…」

「…ん?」

「コレ、なーに?」

チカが布団の中からごそっと手を出した。その両手に収まってたのは…去年のクリスマスに、コウスケに貰ったオナホ‼︎

「なんっ⁉︎ それどっから…てか、チカ、それが何か知ってんのか⁉︎」

恥ずかしすぎて一気にしどろもどろになる。
どこに隠してたんだっけ…あ!Wi-Fiのルーターの影か…それで見つかったのか…すっかり忘れてた…

「んー、何かな、可愛いなぁ、と思って、ネットで調べた。」

「………」

「6個入りのパックだったねぇ。」

「………」

「4個しか入ってなかったケド…」

「…………………」

「2個使ったの?」

「…………………」
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