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50センチの距離
第39章 Calamari fritti e formaggi
恩田 勝之…アルジャーノの方針をガラッと変えた2代目社長…俺は、先代に世話になったのもあって、彼のやり方は好きになれなかったから辞めたワケだが…店は未だに存続してて、口コミサイトで星3.5以上をキープしてるってことは、商才はあるんだろう。
集客も見込める、宣伝効果も高いフェスに出店だなんて、如何にも彼らしい選択だ、とも言える。ただ、忙しい時期にそんなイベントに出店する、その決定だけを押し付けられたマネージャーの気苦労は、相当なもんだろうな…

「バイトも総動員するけど、イベントと夜営業両方させる訳にも行かんからどっちかだろ…そうなるとシェフの絶対数が足りんのよ…もう辞めたスタッフに頭下げるくらいしか思い浮かばんでさ…けど上杉は同業他店に就職してて同じフェスに出店するっていうし…田代は東京で店持っててそっちが忙しいからムリ、宮崎と吉成は連絡つかず…ショウで5人目なんだよー…」

今にも泣きそうな情けない声に、心が揺らぐ。
勝之サンは好きになれないけど、鷹司さんには世話になったしな…
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