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50センチの距離
第39章 Calamari fritti e formaggi
「イベントね…ま、いいけど…」

「ホントゴメン、ちゃんと後で埋め合わせはするからさ!チカ、そういや誕生日って聞いてないんだよ。チカは何月生まれなの?」

「…5月4日ですけど。」

「マジか!よし、旅行は無理だけどデートしよう!あ、チカ実家に帰る…?」

不安になって恐る恐る聞いた俺に、チカがニヤリとわらった。

「帰らないよー。帰ってもすることないし。じゃあ、誕生日デート、期待してるね?」

おっとハードル上げちまった…どうしようかな…サプライズとかそういうの苦手なんだけど…
ま、いいか。

「チカ、明日の昼間イベントの打ち合わせするんだけど、一緒に居る?」

「いてもいいの?仕事の打ち合わせなのに邪魔にならない?」

「邪魔になんないとこで居る分にはいいだろ別に。多分フェスに出すメニューの打ち合わせだから試食できるよ。」

「ヤッタァ!」

チカは食べ物で釣るに限るな。
ホッと胸を撫で下ろしたら、

「高塚さん!食べ物で釣ったら忘れると思ったら大間違いだからね!」

と釘を刺された…バレとる…
俺は、へぃ、と小さくうなずいた。



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