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50センチの距離
第40章 birthday cake
ふふ、とチカは笑って、嬉しい、ありがと。と言った。
「スマートじゃないことくらいちゃんとわかってるから。」
「手慣れてるよりは嬉しいけどな。だって、そういうシュチュエーションの彼女が居なかったってコトでしょ?私がそう思ってもらえる初めての女なんだ、てのは嬉しいよ。」
「そ、そう?なら、いいんだけど…」
「男のヒトも好きだよね?初めてって。」
悪戯っぽい笑顔で見上げてくる。
「エロい言い方すんな」
チラッと横目で睨むと、エッチなコト考えたの?と上目で見上げてくる。オンナの上目遣いは反則だ。コッチのことなんか見透かした体のその仕草は、その気のないオンナにされても何とも思わないし、逆に何やってんだ、くらいにしか思わないのに…好きなオンナにされると色々思い出したりしてしまう。
そんで、悔しいくらい可愛いと思ってしまう。
目を逸らし、悔し紛れにチカの髪をクシャ、と掻き乱す。
もう、と怒って髪を整えながら、あんまりアクセサリー詳しくないんだけどね、とひとつのブースに向かう。
「スマートじゃないことくらいちゃんとわかってるから。」
「手慣れてるよりは嬉しいけどな。だって、そういうシュチュエーションの彼女が居なかったってコトでしょ?私がそう思ってもらえる初めての女なんだ、てのは嬉しいよ。」
「そ、そう?なら、いいんだけど…」
「男のヒトも好きだよね?初めてって。」
悪戯っぽい笑顔で見上げてくる。
「エロい言い方すんな」
チラッと横目で睨むと、エッチなコト考えたの?と上目で見上げてくる。オンナの上目遣いは反則だ。コッチのことなんか見透かした体のその仕草は、その気のないオンナにされても何とも思わないし、逆に何やってんだ、くらいにしか思わないのに…好きなオンナにされると色々思い出したりしてしまう。
そんで、悔しいくらい可愛いと思ってしまう。
目を逸らし、悔し紛れにチカの髪をクシャ、と掻き乱す。
もう、と怒って髪を整えながら、あんまりアクセサリー詳しくないんだけどね、とひとつのブースに向かう。