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50センチの距離
第40章 birthday cake
グリーンステーションパーク、と書かれたポスターを横目にエスカレーターを上がると、そこは一面の緑。
普段は無機質な鉄というか、銀色の一帯が、緑色になってる、というだけでなんだか違和感ありまくりだ。
緑色の正体は、人工芝。
靴を脱ぐこともなく、普通に皆サクサク歩いてるけど、靴を脱いで寛いでる人も、裸足で走り回ってる子供もいる。
ベンチのように少し座れる部分にも人工芝が貼られ、確かに公園のようだった。
GWだけあって人も多かったけど、ひしめきあってる、てほどでもなく。スペースを見つけて2人座るくらいは充分できた。
ちょっと休憩するには中々良いな。
「何か飲み物でも買ってくる?」
「うん…あ、アレ何だろ…」
チカは目新しいモノを見ると俄然興味が出てきたようで、気になるモノに向かって走って行った。
戻ってきたチカが持ってたのは、この広場のパンフ。
「高塚さん、さっき食べたお昼のレシート、貸して?」
「え?」
「コレ。ステーションシティ内のお店で2000円以上買い物したレシートで、ランチボックスプレゼントってあるの!貰ってくる!」
普段は無機質な鉄というか、銀色の一帯が、緑色になってる、というだけでなんだか違和感ありまくりだ。
緑色の正体は、人工芝。
靴を脱ぐこともなく、普通に皆サクサク歩いてるけど、靴を脱いで寛いでる人も、裸足で走り回ってる子供もいる。
ベンチのように少し座れる部分にも人工芝が貼られ、確かに公園のようだった。
GWだけあって人も多かったけど、ひしめきあってる、てほどでもなく。スペースを見つけて2人座るくらいは充分できた。
ちょっと休憩するには中々良いな。
「何か飲み物でも買ってくる?」
「うん…あ、アレ何だろ…」
チカは目新しいモノを見ると俄然興味が出てきたようで、気になるモノに向かって走って行った。
戻ってきたチカが持ってたのは、この広場のパンフ。
「高塚さん、さっき食べたお昼のレシート、貸して?」
「え?」
「コレ。ステーションシティ内のお店で2000円以上買い物したレシートで、ランチボックスプレゼントってあるの!貰ってくる!」