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50センチの距離
第41章 冷やし中華
キレイになったフィルターをエアコンにセットして、カバーを元に戻して完了。
布団も元の状態に戻し、カバーをかけ直した。

「終わったよ。」

「ありがとう!流石手際がいい!」

「別に大したことじゃなかったろ。これで効かなきゃ修理だろうから管理会社に連絡な。早まって修理に来させて掃除してないだけだって言われんの恥ずかしいだろ?」

チカはコクリと頷いた。

エアコンのリモコンを操作して冷房を入れてみる。
フツーに動き出した。

「あ!そろそろお昼だし、準備するね!」

「チカが作ってくれんの?」

「作るって言っても冷やし中華だけど…それでいい?」

「いいよ。」

「麺が2食入しかないから最近食べてなくて…具を準備するだけだから失敗しないはず!だから座って待ってて?」

なるほどな。
言われた通り座卓に陣取って座った。することもないからキョロキョロと辺りを見回す。
ベッドにもたれる感じでカーペットに直座り。布団からはほのかに甘いチカの香りがする。
柔軟剤の匂いかな。
あー、もうこのベッドでセックスするか想像しかできねぇ…
ヤバい、ムラムラしてきた…
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