パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第42章 アッラ ルチアーナ（タコとトマトのパスタ）

「貸切パーティー？カレンダーと人数にもよるけど、貸切は30万からだなぁ…」

「30から、てことはそこが最低ライン…」

「うん、ウチのキャパマックスだとテーブルで60人、立食なら100人くらいか。マックスじゃなくてもザックリで、１万５千円から2万、掛ける人数、と思って貰えば概ね間違いないと思うけど？」

確かにそんなトコだろうなぁ…人数聞くの忘れたけど…仮に隆とクミちゃんの友達が各10人ずつ来たとして、あとは親兄弟くらい来るかもだから、まぁ30人レベルだろう。
としたら…会費制のパーティにしたとして、会費の相場はやっぱ5千円から7、8千円、1万行くと高すぎる…必要経費の半分も集まらんな…本人たちにサプライズでって事は2人は頭数に入ってないんだろうし、祝儀程度にカンパしてくれる友達もいるだろうけど…不足分を全額賄うのはきっとキツイ。親からは別途祝儀というか新居の支度金が出てるはずだからこれ以上を頼むのもちとシンドイ…まぁウチの親には俺から少しカンパを頼むくらいは出来るけど、クミちゃんを介さずクミちゃんの両親にお願いするのはまず無理だし。