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50センチの距離
第42章 アッラ ルチアーナ(タコとトマトのパスタ)
「貸切なら、予約が入ってない日を抑えるカタチになるし、週末となると2、3ヶ月先になるけどな。」

「…ですよねぇ…」

それもなぁ…2人の予定を聞かずに店の都合で日程抑えるのもどうかと思うし、かと言ってあんまり先じゃクミちゃんの腹がデカくなってドレスどころじゃなくなるしな。体調もどうかわからんし…

「定休日に、店だけ使わせてもらう、なんてワケに行きませんかね?」

「定休日?」

「…その、俺の弟が結婚するんですけど、2人とも金ないから挙式披露宴はしない方向で…弟の友達からサプライズでパーティーをしたいって提案があって…ただ、出来るだけ費用は抑えたいかな、って…」

鷹司さんは帳簿のPCを弄る手を止め、上書き保存して顔を上げた。

「…そりゃまぁ週末に拘らないなら日程も抑えやすいし、定休日なら最低保証も要らないけどさ。一応休みの日になるワケだから、スタッフの人件費は上がるからトントンだぞ?」

最低保証てのは、通常営業した場合の売り上げの最低ラインの金額。平日か週末かによって変わるけど、通常営業で見込める最低ラインを下回る料金では出来ない、ってこと。
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