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50センチの距離
第42章 アッラ ルチアーナ(タコとトマトのパスタ)
「規模もそんなでもないと思うし…スタッフも少人数で…例えば、料理もウチのに拘らなくても、ケータリングとか…」
鷹司さんは深い溜息をついた。
「…それはムリだな。そんな条件ならどっかヨソ探してくれ。」
「…そうですか…」
「あのなぁ、ショウ。費用を抑えて結婚パーティーしたいって気持ち、解るよ。お前やその友達か?が弟夫婦を祝ってやりたい気持ちも解る。それに水を差すつもりは毛頭ないし、ましてやそれにかこつけて儲けようなんてつもりもない。でもな?俺は、マネージャーとして、店の評価を守らなきゃいけない。」
「…はい…」
「そのパーティーをやるメンバーって、お前の弟の友達がメインなんだろ?」
俺はコクリと頷く。
「お前もまだ若いし、その弟となればもうひとつ下だよな。ウチの客層じゃない。となると、その中にウチに客としてきた事あるヤツ、いるかな?」
「…多分、殆どきた事ないと思います…それに、パーティーだから特別だってことにしとけば大丈夫かな、と思ったんですけど、ダメですか…」
鷹司さんは深い溜息をついた。
「…それはムリだな。そんな条件ならどっかヨソ探してくれ。」
「…そうですか…」
「あのなぁ、ショウ。費用を抑えて結婚パーティーしたいって気持ち、解るよ。お前やその友達か?が弟夫婦を祝ってやりたい気持ちも解る。それに水を差すつもりは毛頭ないし、ましてやそれにかこつけて儲けようなんてつもりもない。でもな?俺は、マネージャーとして、店の評価を守らなきゃいけない。」
「…はい…」
「そのパーティーをやるメンバーって、お前の弟の友達がメインなんだろ?」
俺はコクリと頷く。
「お前もまだ若いし、その弟となればもうひとつ下だよな。ウチの客層じゃない。となると、その中にウチに客としてきた事あるヤツ、いるかな?」
「…多分、殆どきた事ないと思います…それに、パーティーだから特別だってことにしとけば大丈夫かな、と思ったんですけど、ダメですか…」