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50センチの距離
第42章 アッラ ルチアーナ(タコとトマトのパスタ)
「ただ、最初に言ったように、弟夫婦を祝いたい気持ちは解る。週末やら祝日に拘らないなら、日程も抑えやすいし、スタッフの数を抑えて、ドリンクはセルフバー形式にするとか、高い食材はなるべく控えるとか、規模とやりようによっちゃコストを抑えることはできる。そのくらいは従業員特典と、未来の客層への投資としてオーナーに交渉してやらんでもないよ?」
「ホントですか?」
「あくまでも投資だよ?せいぜい美味いもん食わせて若い層にもっかいココに来たい、て思わせるようにしてみろ。ただ、今後そんな安いパーティーばっか入れられたら上がったりだから、幹事には今回だけ特別ってことにしといてくれよ?」
最後の今回限りってとこを念押しして、鷹司さんはニヤリと笑い、再びPC作業に戻った。
俺は弟の友達と連絡を取り合い、隆とクミちゃんにも、結婚祝いの飲み会として日程を決めて、パーティーの準備を進めた。
クミちゃんの側には、友達メンバーの彼女が、クミちゃんの職場の洋服が好きでよく買いに行く、てコがいて、そのルートで職場の後輩からアプローチしていって。その後輩の見立てでクミちゃんの好きそうなドレスをレンタルした。
「ホントですか?」
「あくまでも投資だよ?せいぜい美味いもん食わせて若い層にもっかいココに来たい、て思わせるようにしてみろ。ただ、今後そんな安いパーティーばっか入れられたら上がったりだから、幹事には今回だけ特別ってことにしといてくれよ?」
最後の今回限りってとこを念押しして、鷹司さんはニヤリと笑い、再びPC作業に戻った。
俺は弟の友達と連絡を取り合い、隆とクミちゃんにも、結婚祝いの飲み会として日程を決めて、パーティーの準備を進めた。
クミちゃんの側には、友達メンバーの彼女が、クミちゃんの職場の洋服が好きでよく買いに行く、てコがいて、そのルートで職場の後輩からアプローチしていって。その後輩の見立てでクミちゃんの好きそうなドレスをレンタルした。