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50センチの距離
第45章 インスタントコーヒー
初めて…名前で呼ばれた…
俺は思わず、ぐりっと振り向いた。
チカは、ここまで考えて、とっくに腹括ってたんだな…
結局、なんだかんだ理由つけて、腹が決まってなかったのは俺の方なんだ…
独り食ってくだけなら、今のままで充分だ。
けど、家族を養うってなると、今の稼ぎで大丈夫か、とか、そこは自信ない。なのに、チカのことは抱きたくて、でも、子供が出来たら困る、て思いと板挟みになって、チカのキャリア心配するフリなんかして、それでも結局欲に負けて…最低だな、我ながら…
「こんな、俺でイイの…」
チカは俺の首に両腕を回して、きゅう、と俺を抱きしめて、
「“で“ じゃなくて、が。彰さんが、イイの。大好きよ、彰さん。」
ちゅ、とキスしてくるチカ。
そのキスに応えながら、あぁ、俺のこと、こんな風に想ってくれるコと、出逢えて、付き合えてるんだ、と思ったら、すごく幸せなことだな、と感じる。
満たされた気分で抱き合うと、段々アソコに血が集まってく感覚。
ムクムクと硬くなっていくのが判る。チカも、腹に当たってるから気付いてるだろう。
俺は思わず、ぐりっと振り向いた。
チカは、ここまで考えて、とっくに腹括ってたんだな…
結局、なんだかんだ理由つけて、腹が決まってなかったのは俺の方なんだ…
独り食ってくだけなら、今のままで充分だ。
けど、家族を養うってなると、今の稼ぎで大丈夫か、とか、そこは自信ない。なのに、チカのことは抱きたくて、でも、子供が出来たら困る、て思いと板挟みになって、チカのキャリア心配するフリなんかして、それでも結局欲に負けて…最低だな、我ながら…
「こんな、俺でイイの…」
チカは俺の首に両腕を回して、きゅう、と俺を抱きしめて、
「“で“ じゃなくて、が。彰さんが、イイの。大好きよ、彰さん。」
ちゅ、とキスしてくるチカ。
そのキスに応えながら、あぁ、俺のこと、こんな風に想ってくれるコと、出逢えて、付き合えてるんだ、と思ったら、すごく幸せなことだな、と感じる。
満たされた気分で抱き合うと、段々アソコに血が集まってく感覚。
ムクムクと硬くなっていくのが判る。チカも、腹に当たってるから気付いてるだろう。