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50センチの距離
第46章 ラテアート
ぼんやり考えてたらピピピとアラームが鳴る。おっと、10時過ぎた。
そろそろランチの支度しなきゃな。米を研ぎ、含水させておく。今日は日替わりオムライスが中華風、パスタがカルボで、カレー、焼きそばはいつも通り。クリスマス以来、偶に出すローストビーフ。周りについてるスジや脂の部分を煮込んだブイヨンもどきに微塵切りにした野菜を投入し、大鍋で煮込む。この鍋は昼まで火に掛けっぱなし。ルーを入れるのは11時頃。炊飯器のスイッチを入れて、焼きそばと中華風オムライスはほぼ同じ具材を使うから纏めて炒めておく。カルボのソース、卵黄と生クリームを合わせて冷蔵庫へ。余った卵白もオムライスを包む卵に混ぜちまう。白くならないギリギリのラインを見極めるのが大事。煮立ったカレーにルーを入れて火を弱め、あとは昼まで馴染ませるだけ。
炊飯器のスイッチが上がり、保温モードになると11時30分。
蓋を開けてしゃもじでひっくり返す。この炊き上がった米の匂い、好き。そういや新米の季節だなぁ…店用にはそんなイイ米買ってないけど、自分で食う用に旨い米取り寄せてみようかな、とかぼんやり考えてたら、カララン、とドアベルが鳴り、第一号の客が入ってきた。
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