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50センチの距離
第46章 ラテアート
そうだ。チカと、ただ一緒に過ごしたい。
チカが、そこに結婚というカタチを求めるなら、それはそれでいい。一緒に暮らすとか、苗字が一緒になるとか、子供ができるとか。そういうのは全部後から付いてくる、付録みたいなもんで。
俺は、チカのことが好きで、ずっと一緒にいたい。
そのことだけは、変わらない事実だ。
「ご馳走様!美味しかった!」
「チカ、口元にカレーついてんぞ」
「え?ホント?」
慌てておしぼりで拭こうとするチカを制し、来い来い、と手招きしてカウンターの内側に呼ぶ。あんまりランチタイムにはやらないんだけどな。
カウンターの中でチカをそっと抱き寄せ、口元についたカレーを舐めとる。
そのままキスをした。
「ん…ふ…」
舌を絡め、口内を舐める、深いキス。今日はカレーの味しかしないけど。
チカが、そこに結婚というカタチを求めるなら、それはそれでいい。一緒に暮らすとか、苗字が一緒になるとか、子供ができるとか。そういうのは全部後から付いてくる、付録みたいなもんで。
俺は、チカのことが好きで、ずっと一緒にいたい。
そのことだけは、変わらない事実だ。
「ご馳走様!美味しかった!」
「チカ、口元にカレーついてんぞ」
「え?ホント?」
慌てておしぼりで拭こうとするチカを制し、来い来い、と手招きしてカウンターの内側に呼ぶ。あんまりランチタイムにはやらないんだけどな。
カウンターの中でチカをそっと抱き寄せ、口元についたカレーを舐めとる。
そのままキスをした。
「ん…ふ…」
舌を絡め、口内を舐める、深いキス。今日はカレーの味しかしないけど。