この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
50センチの距離
第1章 オムライス
日替わりオムライスは、日によって味付けもソースも違うから、続けて食べても飽きない。
今日はオーソドックスなチキンライスに薄焼き卵、甘めのケチャップソースがかかった懐かしい味。
「美味しい!」
「どうも。」
「すぐ食べますので、片付けの準備してもらっていいですよ!」
「慌てなくていいよ。この後の予定は?」
「14時半に打ち合わせです。」
「場所は?」
「近くなんで、ここからなら10分くらいですかね。」
「ならココはちょっとくらい遅くなっても良いから。ゆっくり食べな。」
高塚さんは食器を拭き終え、カウンターの中から出て、トイレに入った。
ココ、トイレも綺麗なんだよね…
キレイに掃除されてて、やっぱり良い香りがする。
店内も、煙草の臭いはするけど、そんなに臭くない。
咥え煙草で仕事してたのに、私が高塚さんの目の前の席に座ると、自然に火を消してくれたらしく、お水を出してくれた時にはもう吸ってなかったし。
今日はオーソドックスなチキンライスに薄焼き卵、甘めのケチャップソースがかかった懐かしい味。
「美味しい!」
「どうも。」
「すぐ食べますので、片付けの準備してもらっていいですよ!」
「慌てなくていいよ。この後の予定は?」
「14時半に打ち合わせです。」
「場所は?」
「近くなんで、ここからなら10分くらいですかね。」
「ならココはちょっとくらい遅くなっても良いから。ゆっくり食べな。」
高塚さんは食器を拭き終え、カウンターの中から出て、トイレに入った。
ココ、トイレも綺麗なんだよね…
キレイに掃除されてて、やっぱり良い香りがする。
店内も、煙草の臭いはするけど、そんなに臭くない。
咥え煙草で仕事してたのに、私が高塚さんの目の前の席に座ると、自然に火を消してくれたらしく、お水を出してくれた時にはもう吸ってなかったし。