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50センチの距離
第14章 ショコラ オランジュ
翌日。
藤本くんは内勤だから私は最近藤本くんに合わせて出来るだけ一緒にお昼に出るようにしてた。
「千束ちゃん、今日お昼どうする?」
「ごめん、打ち合わせ兼ねて出るから今日は別で。」
「………昨日のこと…」
「あ、それはもう仕方ないじゃない、どっちが、って言ったら私に原因があるんだろうけど、理由は私も分かんないし…ま、会社で突き詰める話じゃないしさ。だから、また今度ね。」
「…うん…」
一方的に会話を切り上げて、私は藤本くんの前から離れた。
お昼休みに食い込んで資料を準備し、12時30分をまわったところで会社を出た。
今からお店に向かえば、第一陣が食べ終えるちょっと前、くらいに着けるはず。
少し待たないとだけど、ラストオーダーまではまだかいだいぶ時間があるし、第一陣が帰っちゃえばゆったり過ごせる。
藤本くんは内勤だから私は最近藤本くんに合わせて出来るだけ一緒にお昼に出るようにしてた。
「千束ちゃん、今日お昼どうする?」
「ごめん、打ち合わせ兼ねて出るから今日は別で。」
「………昨日のこと…」
「あ、それはもう仕方ないじゃない、どっちが、って言ったら私に原因があるんだろうけど、理由は私も分かんないし…ま、会社で突き詰める話じゃないしさ。だから、また今度ね。」
「…うん…」
一方的に会話を切り上げて、私は藤本くんの前から離れた。
お昼休みに食い込んで資料を準備し、12時30分をまわったところで会社を出た。
今からお店に向かえば、第一陣が食べ終えるちょっと前、くらいに着けるはず。
少し待たないとだけど、ラストオーダーまではまだかいだいぶ時間があるし、第一陣が帰っちゃえばゆったり過ごせる。