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SMを詰め込んだ短編集
第9章 アリスと女王/奴隷(+純愛)
とろとろの液体は、快楽という感情をまだ知らない鈴にも心地よいものでした。幼い双丘が男性の手によって形を変えて、時にぎゅむりと掴まれますが、滑って逃げていき、そうして段々と熱を持ち始めます。

「どうだい?気持ちいいでしょう」
「わ、かんなっああっ」
「ふふっ、とってもかわいらしいねぇ。乳首が天を向いてるよ。おいしそうだねぇ」
「ああっやっそんなとこっ!」
「きもちいいねぇ?アリスのろり乳首、すっごくかわいいねぇ」
「あっ!あっ!」

体は痺れているけれど、頭までしびれているようです。胸の先を摘ままれ、滑って逃げてまた摘ままれて、その度に体に電気が走るようです。

「あはは!見てよアリス。きみのこの甘い匂いに釣られて来たみたい」

何かが草の上を這っているような音が響きましたが、どうにも頭がぼんやりしていて、きちんと認識することができません。

「ああアリス。催淫効果は抜群みたいだねぇ。この液体、とっても気持ちいいでしょう?あの痺れる果実と相まったら効果は絶大!よかったねぇ気持ちいいねぇ?」

しゅるりしゅるりと音を立てて何かが近付いて来ますが、顔を向けることも逃げることもできません。

「おいしいこれを飲みたいんだってさ!ああっ言ってる傍から!」
「あああっやだぁなにこれ!やっ!やっ!」

蛇のような生き物。体は真っ白く、ぼこぼこと突起がたくさんついていて、なんの容赦もなしに鈴の体を這い始めました。それも、数はたくさん。にゅるりにゅるりと体を這い、催淫効果のある液体をじっくりと肌に塗られ、散々なまでに快楽を引き出され、敏感になった鈴は泣きながら捩ります。
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