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SMを詰め込んだ短編集
第10章 アリスのその後 /SM
「はあ…何回見ても鈴のおっぱいって本当にかわいい…」
「や…恥ずかしい…」
「隠さないで。僕に全部見せて」
胸の前で握りこんだ指を絡められ、やんわりと制止される。大好きな人の目の前でこんなふうに晒して恥ずかしいのに、このあとあの熱い舌がここを這うと分かっているから心臓が期待に跳ねた。
舌を出した蓮が上目であたしの目を捕らえる。
見つめあったまま蓮の真っ赤な舌が膨らみかけの曖昧な境界線をなぞった。
「ん…」
絡ませた指に力が入る。構わず舌はじっくりと脇腹を通過して鎖骨まで上がってきた。
やっぱりくすぐったさ半分で腰を捩る。
ふふっ…と笑った蓮の熱い息が、唾液で濡れた肌を冷やす。鎖骨の辺りは特に入念に舐めあげられて、赤い花が沢山散った。
「れんっ…」
もじもじと膝を擦り合わせて訴えたけど、蓮は笑うだけだった。
「今日は時間がたっぷりあるからね。焦らないで」
「んんっ…」
熱っぽい視線に射抜かれて、足の間に熱い雫が滴った。
膨らみの間を舌が這う。肌を這う舌は止まらないのに肝心な所には全然触れてもらえなくて、蓮の片手だって膝の上から太ももを爪の先で撫で上げてるだけだ。
何度も肌を重ねて覚えた蓮の舌を知っている体はあの激しい愛撫を期待してるのに、あたしの点をむく真っ赤なここはこんなにじんじんと痺れているのに。
胸の間を通過して、下から持ち上げるように這う舌に、びくびくと腰が跳ねた。
「はあっ…鈴の肌ってどうしてこんなに甘いんだろうね」
「蓮…もう、ねぇ…んっ!」
ちゅるっ…と肌を吸われる。まるで、あたしの願いを制するように。
爪の先で太ももを撫でていた蓮の大きな手が、ようやくあたしの胸に届いた。片手に余るそこをぎゅっと握られ、じんじんと痺れていた乳首が急にぎゅむりと摘まれる。
「あっ!」
「こんなに硬くして。触って欲しくて仕方なかったんでしょ?」
ぐりぐりと捏ねられて、恥ずかしい言葉を掛けられて、絡めた指が白くなるほど力が入る。それでも蓮はちっとも力を緩めてくれなくて、すり潰されたそこは簡単に形を変えた。
「や…恥ずかしい…」
「隠さないで。僕に全部見せて」
胸の前で握りこんだ指を絡められ、やんわりと制止される。大好きな人の目の前でこんなふうに晒して恥ずかしいのに、このあとあの熱い舌がここを這うと分かっているから心臓が期待に跳ねた。
舌を出した蓮が上目であたしの目を捕らえる。
見つめあったまま蓮の真っ赤な舌が膨らみかけの曖昧な境界線をなぞった。
「ん…」
絡ませた指に力が入る。構わず舌はじっくりと脇腹を通過して鎖骨まで上がってきた。
やっぱりくすぐったさ半分で腰を捩る。
ふふっ…と笑った蓮の熱い息が、唾液で濡れた肌を冷やす。鎖骨の辺りは特に入念に舐めあげられて、赤い花が沢山散った。
「れんっ…」
もじもじと膝を擦り合わせて訴えたけど、蓮は笑うだけだった。
「今日は時間がたっぷりあるからね。焦らないで」
「んんっ…」
熱っぽい視線に射抜かれて、足の間に熱い雫が滴った。
膨らみの間を舌が這う。肌を這う舌は止まらないのに肝心な所には全然触れてもらえなくて、蓮の片手だって膝の上から太ももを爪の先で撫で上げてるだけだ。
何度も肌を重ねて覚えた蓮の舌を知っている体はあの激しい愛撫を期待してるのに、あたしの点をむく真っ赤なここはこんなにじんじんと痺れているのに。
胸の間を通過して、下から持ち上げるように這う舌に、びくびくと腰が跳ねた。
「はあっ…鈴の肌ってどうしてこんなに甘いんだろうね」
「蓮…もう、ねぇ…んっ!」
ちゅるっ…と肌を吸われる。まるで、あたしの願いを制するように。
爪の先で太ももを撫でていた蓮の大きな手が、ようやくあたしの胸に届いた。片手に余るそこをぎゅっと握られ、じんじんと痺れていた乳首が急にぎゅむりと摘まれる。
「あっ!」
「こんなに硬くして。触って欲しくて仕方なかったんでしょ?」
ぐりぐりと捏ねられて、恥ずかしい言葉を掛けられて、絡めた指が白くなるほど力が入る。それでも蓮はちっとも力を緩めてくれなくて、すり潰されたそこは簡単に形を変えた。