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SMを詰め込んだ短編集
第10章 アリスのその後 /SM
「ああっも、らめぇっ!」
「泣いてるの?かわいい。」
優しく細められる蓮の瞳の奥にはっきりと捕食者の色を見た。獰猛な色を湛え、しかし爪の先で只管にぐるぐると緩く円を描くだけ。
「すっごく良い匂い…おいしそう」
「蓮っ…おねがいぃぃ触って…!」
「うん?触ってるよ?」
ほら。爪の先でクリトリスの先端を引っ掻いてみせる。もっともっと強いものが欲しくて一生懸命に腰を振ったが、細い見た目に反して力強い蓮の腕にがっちりと制止されてしまった。
「どうして欲しいのか言ってごらん。鈴が言ってくれれば何だってしてあげるよ」
至極優しい顔をして蓮は笑った。舌先でひと舐めすることも忘れない。
「ほら。どうしてほしい?下着を脱がしてほしいの?それとも、このまま触っていてほしい?」
ん?と首を傾げ、優しく、でも反抗は許さないと言わんばかりの獰猛な色を少しも隠さずに蓮が心地よいテノールを響かせた。
「…脱ぎたい、気持ち悪いの」
「うん。ぐっしょりだもんね。甘い鈴の愛液がたくさん零れてるよ…もったいないね」
わざと恥ずかしい言葉を並べる蓮の瞳を見れなくて、両手で顔を覆った。
くすくすと笑い声が聞こえ、それから下着に指が掛けられた。
「膝を上げて…そう。こっちもね」
「うん」
お腹にキスを落としながらじっくりと下着を足から外す。
薄暗い部屋にクロッチ部分がキラキラと光っていた。
「次は?なにしてほしい?」
「え…」
てっきり激しい愛撫が待っていると思っていた鈴は戸惑った。
何してほしいかなんて、蓮が一番分かっていると思う。のに。
「舐めてほしい?それとも、指でくすぐる?」
「れんん…」
自分からそんなことを言わなければいけないなんて恥ずかしすぎる。
あまりの恥ずかしさに蓮に抱き着いたが、許してくれなかった。
「泣いてるの?かわいい。」
優しく細められる蓮の瞳の奥にはっきりと捕食者の色を見た。獰猛な色を湛え、しかし爪の先で只管にぐるぐると緩く円を描くだけ。
「すっごく良い匂い…おいしそう」
「蓮っ…おねがいぃぃ触って…!」
「うん?触ってるよ?」
ほら。爪の先でクリトリスの先端を引っ掻いてみせる。もっともっと強いものが欲しくて一生懸命に腰を振ったが、細い見た目に反して力強い蓮の腕にがっちりと制止されてしまった。
「どうして欲しいのか言ってごらん。鈴が言ってくれれば何だってしてあげるよ」
至極優しい顔をして蓮は笑った。舌先でひと舐めすることも忘れない。
「ほら。どうしてほしい?下着を脱がしてほしいの?それとも、このまま触っていてほしい?」
ん?と首を傾げ、優しく、でも反抗は許さないと言わんばかりの獰猛な色を少しも隠さずに蓮が心地よいテノールを響かせた。
「…脱ぎたい、気持ち悪いの」
「うん。ぐっしょりだもんね。甘い鈴の愛液がたくさん零れてるよ…もったいないね」
わざと恥ずかしい言葉を並べる蓮の瞳を見れなくて、両手で顔を覆った。
くすくすと笑い声が聞こえ、それから下着に指が掛けられた。
「膝を上げて…そう。こっちもね」
「うん」
お腹にキスを落としながらじっくりと下着を足から外す。
薄暗い部屋にクロッチ部分がキラキラと光っていた。
「次は?なにしてほしい?」
「え…」
てっきり激しい愛撫が待っていると思っていた鈴は戸惑った。
何してほしいかなんて、蓮が一番分かっていると思う。のに。
「舐めてほしい?それとも、指でくすぐる?」
「れんん…」
自分からそんなことを言わなければいけないなんて恥ずかしすぎる。
あまりの恥ずかしさに蓮に抱き着いたが、許してくれなかった。