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SMを詰め込んだ短編集
第10章 アリスのその後 /SM
「ああ、とろとろだね。全部見える…。クリトリスも真っ赤になって勃起してるよ。こんなに勃起してたんじゃ、下着も持ち上がるよね」
「やだもう見ないで…」
「どうして。それに本当、すっごく良い匂い。僕に見られて興奮しているんでしょ?ああほら。また垂れてきたよ。シーツに水たまりができちゃうかもね」
こんな格好恥ずかしいのに。全部全部見られて、いやなはずなのに。
お尻のほうまで熱い液体が垂れてくるのが自分でもよくわかる。冷えた空気に晒された、散々にまで焦らされたクリトリスが歓喜していた。
「舐めてほしいんだったよね。鈴、そのまま持っててね」
「…ああぁ!」
自分で広げたそこに、蓮の顔が近づく。舌先でクリトリスの先端をちろりとひと舐めされ、体が跳ねた。
柔らかい舌がクリトリスの周りを一周する。
今度は反対周り。
ちろちろと先端をくすぐって、それからまた一周。
「れんっれん!」
「ん、気持ちいい?」
「ああんん!」
違う。これもとっても気持ちいいんだけど、違う。もっと、もっとしてほしいの…!
蓮は絶対分かっていてやっているんだ。時々くすくす笑い声がきこえるもの。
「激しく舐めてって、言ってごらん」
「蓮…!」
「ほら。僕は鈴が言ってくれれば何でもしてあげるよって言ったでしょ」
一見すると、蓮があたしの言うことを何でも聞いてくれているようだけど、きっとそうじゃない。
あたしがどれだけ恥ずかしいことを言えるか、蓮は試している。
わかってる。わかっているのに。
この目には、逆らえない。
「……め、て…」
「聞こえないよ」
「は、はげしく…なめて…!」
「ふふっ。いいよ」
「ふああああっ!」
ちゅうう。そんな音が響く。
蓮の舌はまるで激しいキスをするように、恥ずかしく勃起したそこに入念に舌を絡め、吸い上げ、唇で扱く。
「あああっ!あんん!れんっ!れんイきそっイっちゃううぅぅ!」
「ん。」
「あ…え?」
絶頂目前。
ぱっと蓮の顔がそこから離れた。
「やだもう見ないで…」
「どうして。それに本当、すっごく良い匂い。僕に見られて興奮しているんでしょ?ああほら。また垂れてきたよ。シーツに水たまりができちゃうかもね」
こんな格好恥ずかしいのに。全部全部見られて、いやなはずなのに。
お尻のほうまで熱い液体が垂れてくるのが自分でもよくわかる。冷えた空気に晒された、散々にまで焦らされたクリトリスが歓喜していた。
「舐めてほしいんだったよね。鈴、そのまま持っててね」
「…ああぁ!」
自分で広げたそこに、蓮の顔が近づく。舌先でクリトリスの先端をちろりとひと舐めされ、体が跳ねた。
柔らかい舌がクリトリスの周りを一周する。
今度は反対周り。
ちろちろと先端をくすぐって、それからまた一周。
「れんっれん!」
「ん、気持ちいい?」
「ああんん!」
違う。これもとっても気持ちいいんだけど、違う。もっと、もっとしてほしいの…!
蓮は絶対分かっていてやっているんだ。時々くすくす笑い声がきこえるもの。
「激しく舐めてって、言ってごらん」
「蓮…!」
「ほら。僕は鈴が言ってくれれば何でもしてあげるよって言ったでしょ」
一見すると、蓮があたしの言うことを何でも聞いてくれているようだけど、きっとそうじゃない。
あたしがどれだけ恥ずかしいことを言えるか、蓮は試している。
わかってる。わかっているのに。
この目には、逆らえない。
「……め、て…」
「聞こえないよ」
「は、はげしく…なめて…!」
「ふふっ。いいよ」
「ふああああっ!」
ちゅうう。そんな音が響く。
蓮の舌はまるで激しいキスをするように、恥ずかしく勃起したそこに入念に舌を絡め、吸い上げ、唇で扱く。
「あああっ!あんん!れんっ!れんイきそっイっちゃううぅぅ!」
「ん。」
「あ…え?」
絶頂目前。
ぱっと蓮の顔がそこから離れた。