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SMを詰め込んだ短編集
第3章 シスターのひみつ/奴隷・SM
耳を劈くような鞭の音が止んだのは、燭台の蝋燭がジジ…と控えめな音を立てて消えた頃だった。

「今日はこの辺で赦してやろう」

口を開けっぱなしにしていたからか、満足に返事もできなかった。司祭様はそんなものはどうでもいいと言いたげに鼻を鳴らす。やっと終わった…と思ったのに。

「いああああっっっ!!!!」

3本の鎖を引っ掴んだ司祭様は、それを一気に引っ張り上げた。バチン!!とすごい音を立てて弾け飛んだクリップに、私のそこは決壊して粗相をしてしまう。

「全く、きみは犬か何かか?人間ならばこんなに恥ずかしいことはないぞ」

もう懺悔の言葉もでてこない。恥ずかしくて情けなくて、突起が熱を持って痛くて痛くて。
うっうっと嗚咽を漏らす私を無視して、司祭様は前をくつろげた。

「このいけない場所に杭を打ち込んでやる」
「し、さいさま…も、ら、め!!!」


ずぐん、と奥の奥まで一気に司祭様の熱い杭を打たれて、必死に頭を反らした。もう動かせる箇所は頭しか残っていない。

ごり、ごりと奥まで突き上げられ、台座が悲鳴を上げる。思い出したかのように痛みに震えるクリトリスを指で潰され、そのたびに中を締め上げているようで司祭様が短く呻いた。

「シスター鈴…さぁこの司祭の精液を受け止めなさい」
「あっあっ司祭様っありがたき、幸せです…!」

このように言うことを命ぜられていた私は、紙に書いた文字を読み上げる様に口を動かす。
満足したように微笑む司祭様の熱い液体をお腹の奥に感じた。
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