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SMを詰め込んだ短編集
第13章 執事の恋心/SM
「失礼致します。遅くなって申し訳ございません」
心の片隅にもない謝罪のことばを述べながら扉を開けると、大きな窓をバックに泣きぬれるお嬢様のお姿が飛び込んできた。
「れんっ…れん…」
「おやおや。泣いていらっしゃるのですか。お可哀相に」
口角を上げないように必死だった。平静を装ってゆっくり歩み寄る俺を、早く早くとお嬢様の濡れた目が急かす。
縛られた腕を必死に動かして、腰を捩ろうと四苦八苦していらっしゃるようだ。
なんといじらしく、愚かなのだろう。
思った通りに、外気に触れたお嬢様のまんこは、だらだらと蜜を零してシーツに小さな水たまりを作っていた。
「お嬢様。これはなんです?」
「ゃ…」
わざとらしくお嬢様の足元に跪き、ねっとりと糸を引く水溜まりに指を突っ込んだ。その指を持ち上げて、お嬢様の目の前に差し出す。
目を逸らしてしまったので、反対側の手でお嬢様の細い顎を乱暴に掴んだ。
「これは何ですかとお伺いしているのですが」
「やっ…蓮っ…」
「この液体はなんですか?」
唇をぎゅっと結び、顔を真っ赤にするお嬢様は、きっと名称を言うことは出来ない。
しかしこれはお仕置きだ。勝手に感じて良いなどと申した覚えは一切ない。
「お言いなさい」
「っ…ん、じ…」
「聞こえませんね」
「わた、わたしの……蓮お願い許して…」
「聞き分けのない子にはお仕置きです」
「やだあぁっ!言う!今言うからっ…!!」
「言い訳は結構でございます」
泣き喚くお嬢様の目の前で真っ黒いスーツケースを開けた。
この中身が何かを知っているお嬢様は、ヒステリックに叫ぶが、構わず乗馬鞭を手に取った。
心の片隅にもない謝罪のことばを述べながら扉を開けると、大きな窓をバックに泣きぬれるお嬢様のお姿が飛び込んできた。
「れんっ…れん…」
「おやおや。泣いていらっしゃるのですか。お可哀相に」
口角を上げないように必死だった。平静を装ってゆっくり歩み寄る俺を、早く早くとお嬢様の濡れた目が急かす。
縛られた腕を必死に動かして、腰を捩ろうと四苦八苦していらっしゃるようだ。
なんといじらしく、愚かなのだろう。
思った通りに、外気に触れたお嬢様のまんこは、だらだらと蜜を零してシーツに小さな水たまりを作っていた。
「お嬢様。これはなんです?」
「ゃ…」
わざとらしくお嬢様の足元に跪き、ねっとりと糸を引く水溜まりに指を突っ込んだ。その指を持ち上げて、お嬢様の目の前に差し出す。
目を逸らしてしまったので、反対側の手でお嬢様の細い顎を乱暴に掴んだ。
「これは何ですかとお伺いしているのですが」
「やっ…蓮っ…」
「この液体はなんですか?」
唇をぎゅっと結び、顔を真っ赤にするお嬢様は、きっと名称を言うことは出来ない。
しかしこれはお仕置きだ。勝手に感じて良いなどと申した覚えは一切ない。
「お言いなさい」
「っ…ん、じ…」
「聞こえませんね」
「わた、わたしの……蓮お願い許して…」
「聞き分けのない子にはお仕置きです」
「やだあぁっ!言う!今言うからっ…!!」
「言い訳は結構でございます」
泣き喚くお嬢様の目の前で真っ黒いスーツケースを開けた。
この中身が何かを知っているお嬢様は、ヒステリックに叫ぶが、構わず乗馬鞭を手に取った。