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SMを詰め込んだ短編集
第14章 敵と味方 奴隷/SM(風味)
「さて諸君。この女はかの敵国の姫君である。見ての通りこの国の男を誑かし、その腹にたくさんの精液をため込んだ淫乱で愚かな魔女である!」
広場に集まった観衆が吠える。耳を劈くような怒号が飛び交う中、鈴は必死に、誤解よ!言いがかりだわ!と叫ぶが、誰の耳にも届かなかった。
拡声器を持った軍人が観衆を一旦落ち着かせ、それから隣町まで聞こえそうなほどの声量で叫んだ。
「こんな魔女を我が国家が誇る王子になどとてもお渡しなどできない!我々で存分に辱め、飼い殺しにしてやろうではないか!」
地鳴りが起こるほどの咆哮と、割れんばかりの拍手。
鈴は顔面蒼白になり、体が信じられないほど震えた。
港で複数人に乱暴され、その時初めて破瓜したのである。まだその鮮血は太ももにぺっとりとこびり付き、じくじくとした痛みが引かない。
股の間からは数名に出された白濁液まで垂れているのである。白く丸い尻は叩かれて真っ赤になり、誰にも見せたことのないピンク色でちいさな乳首は噛まれ、血が滲んでいた。
またあんなことが起こるなんて…
かたかたと震える体には誰も気が付かない。ただ獣のように雄叫びを上げ、目をぎらつかせた群衆がじりじりと近づく恐怖に怯えた。
誰が合図を出したわけでもない。
自分を売った父を憎み、言い掛かりをつけられてこれから起こる悪夢にただ目を瞑って涙を流す鈴に、無数の手が伸びた。
「やっ…!」
目を開けたときには、獣のように涎を垂らし、血走った目を向け、荒い息をした男共がもうそこにいた。
「やめてっ触らないで!」
恐怖で足が竦み、逃げることはおろか、その場に立っているだけでも精一杯だったのに。
両手を拘束されている鈴に物凄い数の男たち。抵抗など全く無意味だった。あっと言う間に鈴は四つ這いにされ、ハイエナのように群がる男たちの餌食となってしまったのである。
広場に集まった観衆が吠える。耳を劈くような怒号が飛び交う中、鈴は必死に、誤解よ!言いがかりだわ!と叫ぶが、誰の耳にも届かなかった。
拡声器を持った軍人が観衆を一旦落ち着かせ、それから隣町まで聞こえそうなほどの声量で叫んだ。
「こんな魔女を我が国家が誇る王子になどとてもお渡しなどできない!我々で存分に辱め、飼い殺しにしてやろうではないか!」
地鳴りが起こるほどの咆哮と、割れんばかりの拍手。
鈴は顔面蒼白になり、体が信じられないほど震えた。
港で複数人に乱暴され、その時初めて破瓜したのである。まだその鮮血は太ももにぺっとりとこびり付き、じくじくとした痛みが引かない。
股の間からは数名に出された白濁液まで垂れているのである。白く丸い尻は叩かれて真っ赤になり、誰にも見せたことのないピンク色でちいさな乳首は噛まれ、血が滲んでいた。
またあんなことが起こるなんて…
かたかたと震える体には誰も気が付かない。ただ獣のように雄叫びを上げ、目をぎらつかせた群衆がじりじりと近づく恐怖に怯えた。
誰が合図を出したわけでもない。
自分を売った父を憎み、言い掛かりをつけられてこれから起こる悪夢にただ目を瞑って涙を流す鈴に、無数の手が伸びた。
「やっ…!」
目を開けたときには、獣のように涎を垂らし、血走った目を向け、荒い息をした男共がもうそこにいた。
「やめてっ触らないで!」
恐怖で足が竦み、逃げることはおろか、その場に立っているだけでも精一杯だったのに。
両手を拘束されている鈴に物凄い数の男たち。抵抗など全く無意味だった。あっと言う間に鈴は四つ這いにされ、ハイエナのように群がる男たちの餌食となってしまったのである。